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カーリース会社の審査は甘い?気になる審査基準や通過のコツを大調査!

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車が必要になった時、購入ではなく「カーリース」を選択する方が増えているようです。

購入に比べて初期費用の負担も少ないのに、
マイカー感覚で利用できるという手軽さが人気のなのでしょう。

しかし、購入しないとはいえ、数年間にわたりリース料金を支払うのですから、
当然きちんとした審査を行った上で契約が交わされます。

カーリースの審査は甘いとは言われますが、本当にそうなのでしょうか?

カーリースの審査基準や無事に通過するためのコツなどを大調査しました。

はじめてカーリースで「審査」を不安に思っているあなた、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

カーリース会社の審査は甘い?

カーリースの審査は甘い」というネットの情報を見かけたことがありませんか?

  • 本当にカーリースの審査は甘いのか?
  • 「審査基準が甘い」と言われる理由は?

カーリースの審査が甘いといわれるその理由を調べてみました。

カーローンと比べると甘い

自動車を購入する時、現金一括払いを選ぶ場合を除いて、
何らか「カーローン」の契約を結んで購入します。

カーローンは、借入先により

  • 銀行ローン
  • 労金・信金ローン
  • ディーラーローン
  • 自社ローン
  • 消費者ローン

の5つに分けられます。

大手銀行や地方銀行、信用金庫や信用組合が提供するカーローンは、
審査基準が厳しい反面、金利が低目に設定されているようです。

限定されたメーカーの車を販売するディーラーのカーローンは、
銀行ローンなどと比較すると手続きの時間が短く時間程度で結果がわかるという利点がありますが、
完済まで利用者に所有権が渡らないという側面もあり、また、金利も銀行ローンより高めになっています。

自社ローンは信販会社を通さないため、
審査に通りやすく審査基準もカーローンの中でも最も甘いといわれますが、
金利も高く設定されています。

最後の消費者ローンは、消費者金融ローンを借り入れた方が車の購入資金とするもので、
審査のスピードも速く、場合によっては即日の融資も可能です。

ただし、金利も高いので借入する時は十分注意する必要があります。

ローンの種類ローンの特徴
銀行ローン年収は200万円以上が目安と言われる。
審査基準は厳しい傾向にあるが、反面金利や1.5~5%と低めに設定される。
信金・労金ローン審査基準は銀行ローンと同様。
金利も2~4%と低めに設定されている。
ディーラーローンディーラーが信販会社を通して提供し、通常ローンの他に残価ローンもある。
金利は、通常のローンが4~8%、残価ローンは2~3%。
自社ローン自動車販売会社が信販会社を通さず独自に提供する。
審査が甘い反面、金利は10%と高めに設定される。
消費者ローン審査スピードも早いが、金利が18%と高いので借り入れには注意が必要。

カーリースも、カーローンと同じように審査を行われますが、

  • あくまで車のリースであり、現金の貸し付けを受けるわけではない
  • 契約者は、車の利用者だが「所有者」ではない

このような事から、カーローンと比較すると審査に通りやすい傾向があるため、
カーリースの審査は甘い」と言われるのでしょう。

審査の基準が甘い会社は確かにある

カーローンと比較するとカーリースの審査が甘いのは事実ですが、
契約するにあたっては審査がおこなわれます。

もし、リース料金の支払いが滞れば、カーリースサービスの運営に影響が出てしまいまうため、
契約者に支払い能力があることを確認しなくてはならないのです。

そのため、多くのカーリースサービスは、
提携している信販会社やクレジットカード会社を通して審査を行っています。

しかし、中には信販会社などを利用せず、独自の基準で審査を行う会社もあります。

ネットなどで「審査に通りやすい」といった評判を聞くこともあるかもしれません。

カーリースの審査基準は会社によりばらつきがあり、
A社で審査に通らなかった方が、B社では審査を通過したということも実際あるようです。

しかし「審査基準が他社より甘い」会社の中には、
サービス面で制約があったり、
金利が高いなどといった弊害がある場合もあるようなので注意しましょう。

車の所有権はリース会社にある

カーリースは、毎月一定のリース料を支払う代わりに、
マイカー感覚で車を利用することができますが、
実際の車の所有権はリース会社が持っています

そのため、リース会社は数年の契約期間後に車を売却し「収益を上げること」を念頭に審査を行う事が可能なのです。

それも「審査が甘い」と言われる一因と言えるでしょう。

また、万が一リース料の支払いが滞った場合でも、
所有権を持っているため車を売却して車両代金を回収することができるので、
いざといった時のリスクの回避が比較的軽い手間で済むことができるのです。

気になる審査基準は?

ほとんどのカーリースの会社は、
年齢や職業などの「個人情報」
あなたの債務の履歴の「信用情報」を元に審査を行っています。

カーリースの審査は甘いと聞いていても、
「どのような基準で審査が行われるのかしらと?」と不安を感じる方もいるでしょうね。

そんなあなたの不安を少しでも解消できるよう、
カーリースの審査基準や通過するためのコツをお話ししますね。


また、自分の信用情報を確認する方法も合わせてご紹介しましょう。

個人情報

カーリースの審査での個人情報には「年齢」「職業」「勤続年数」「年収」などがあります。

それぞれの項目についてご紹介しますね。

年齢

カーリース会社により、それぞれ利用が契約が可能な年齢の制限を定めています。

ただしどちらの会社も、
未成年の方が契約する場合は、親権者の同意が必須ですので気をつけてください。

また最近は、高齢な方もカーリースを選択することが増えているようなので、何歳まで利用できるのか確認してサービスを選ぶことも必要ですね。

リース会社名年齢制限
MOTAカーリース契約時、20歳以上75歳以下
もろコミカーコンカーリース契約時、75歳以下
※未成年の場合は親権者の連帯保証が必要
コスモマイカーリース契約満了時、75歳未満
※未成年の場合は親権者の連帯保証が必要
KINTO契約時、18歳以上で日本の免許の取得している方
※未成年の場合は親権者の同意書が必要
定額カルモ契約時、75歳以下

職業・勤続年数

雇用形態で言えば、
正社員のほうがアルバイトや派遣社員の方より審査に通りやすいのは事実のようです。

また、勤続10年以上なら審査に通りやすいといわれています。

その理由は「収入が安定している」ことが求められるからでしょう。

カーリースは、数年間に渡り毎月リース料を滞りなく支払っていかなければならず、
どうしても正社員に比べて非正規の方は安定していないという印象を与えてしまうのです。

しかし、新入社員や転職したばかりなど、正社員であっても勤務歴は短い方もいらっしゃいますよね。

最近は、5人に2人が非正規雇用ともいわれるように、
様々な雇用形態で皆さんお仕事をしています。

また、学生さんや専業主婦、申込み時点で無職など一定の収入がなくても車が必要になる場合もあるでしょう。

このように職業や勤続年数が審査基準に満たない場合には、
安定した収入がある方を連帯保証人を立てることで、審査通過の可能性が高くなります。

年収

ネットで検索すると、年収200万円以上あればカーリースの審査に通るであろうと書かれているようです。

しかし「200万円の年収があればどんな車でもリースできるのか?」と言えばそうではありません。

契約期間中に支払う「リース料金の総額」が、
年収の1.5~2倍を超えると審査に通ることが難しくなってしまうこともあります。

年収200万円の1.5倍300万円
年収200万円の2倍400万円

カーリースの他にもローンの支払いを抱えている方も多くいらっしゃるでしょう。

1年間のローン・リースの総支払い額が年収の3割程度が無理のない返済の目安といわれますので、
お金のやり繰りで苦しまないためにも、
毎月のローンやリースの支払い額がその範囲となるようにすることも必要ですね。

ついこれから支払うカーリースの金額だけに気持ちがむいてしまうと思いますが、
気持ちよく契約を続けていくためにも支払い計画をしっかりたてて契約をしましょう。

また、フリーランスや個人事業主も方も、年収が一定しないとみなされて審査の通貨が難しい場合がありますのでご注意くださいね。

信用情報

信用情報とは、

  1. あなたが今までローンやカードを利用して支払いをした履歴
  2. 今現在のローンなどの債務の金額
  3. 今までに支払いが滞ったり、自己破産した履歴の有無
  4. 税金・公共料金や携帯料金の滞納

などの情報を指します。

これらの情報は各金融機関で共有され、
クレジットカードの申込みや新規のローンの申請時に、
あなたの支払い能力や社会的信用度を判断するために利用されるのです。

携帯料金の滞納が、なぜ信用情報となるのでしょう?

携帯本体の料金を分割して毎月の支払いに含めている方がいると思うのですが、そのような場合は携帯料金の支払いが滞るとカード払いの延滞として記録が残ってしまうのです。

また、税金などの滞納も最終手段ですが給与や不動産の差し押さえなどになる可能性があるため、カーリースの審査の重大な障害となります。

自分の信用情報を確認するには?


カーリース会社本体やグループ企業に信販会社やクレジットカード会社がない場合は、
信用情報を管理している下記の様な機関へ照会をかけます。

  • CIC(指定信用情報機関)
  • JICC(日本信用情報機構)
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)

これらの機関には、
ローンやカードの支払いの滞納、
自己破産した情報が「事故情報」として記録されています。

よく「ブラックリストに載る」と言われる状態のことで、
5年~10年程度記録が残るのです。


「もしかしたら自分はブラックリストに載っているかも?」と心配になった場合、
自分で確認することができます。

いずれも1,000円程度の負担で、
自分の信用情報の開示を請求することができるのです。

自分の信用情報に自信がない方は、
カーリースの申込みをする前に一度開示請求してみるのも良いかもしれませんね。

機関名開示方法・支払い方法料 金
CIC(指定信用情報機関)スマホやPCでの申込みまたは郵送での申込みも可能。
インターネットでの申込みの際は、クレジット決済。
郵送での開示の申込みの場合は、定額小為替証書にて支払い。
1,000円(税込)
JICC(日本信用情報機構)専用アプリをダウンロードする。
必要事項の入力や本人確認書類の送信後、新結果は郵送で届く。
郵送による開示申込みも可能。
クレジットカード決済の他に、コンビニ払いや指定金融機関のATM支払い、オンラインバンキングの支払いも可能。
1,000円(税込)
※郵送オプション利用の場合別途費用発生
KSC(全国銀行個人信用情報センター)開示請求に必要な書類をダウンロードして郵送にて申込み。
コンビニのマルチコピーでプリントアウトも可能。
「本人開示手続き利用券」をコンビニで購入するか、定額小為替証書で支払う。
1000円+チケット事務手数料
※本人開示手続き利用券は手数料が含まれる。
コンビニにより手数料が異なるので注意。


最近は個人の方がカーリースを利用になることが増えてきましたが、カーリースは元々法人向けのサービスが主流でした。

経理処理の手間も楽な上、高額になりがちな車の購入費用の負担が軽減できるなど、法人のカーリースの利用はいいことづくめですね。

しかし、法人の契約であっても審査は必要ですが、個人とは審査の内容が異なります。

会社の規模や事業内容、過去にさかのぼった売上高、決算書類や確定申告書など個人とは違った必要書類を整えなければなりません。

ただし個人と同じように「安定して毎月のリース料金を支払うことが可能か?」ということが最大の審査基準となります。

審査を通過するコツは?

上でご紹介した審査基準から考えてカーリースの審査に落ちる可能性があるのは、

  • アルバイトや非正規雇用で収入が不安定
  • 連帯保証人を立てることが困難
  • 自己破産やローンなどの滞納などの履歴がある

など、毎月のリース料金を滞りなく支払うことが難しいと判断されてしまう場合です。

そこで、カーリースの審査を通過するためのコツをご紹介します。

絶対ではありませんが、
少し工夫すれば審査を通過できる可能性が増えるかもしれません。

審査に落ちてしまった方や審査を控えて不安に思っているあなた、ぜひ参考にしてくださいね。

カーリースの審査は「リース料金の支払い総額」が対象になります。

車両本体価格は200万円以内であっても、
そこに毎年の税金やオプションのメンテナンス費用や車の装備品の料金も上乗せになります。

また、任意保険がリース料に含まれるプランを選ぶと、
保険料金も「リース料金の支払い総額」に入るので金額がその分多くなることになります。

毎月の支払い額に目が行きがちですが、
審査を通過することを主目的に考える場合、
「契約期間中に総額いくら支払うのか?」ということを考えるべきでしょう。

では、支払い総額を少しでも減らすにはどうしたらよいのでしょうか?

手始めに、頭金を支払うことで総額を減らしてみましょう。

多くのカーリスサービスは「頭金なし」や「ボーナス払いなしの均等払い」をメリットとしていますね。

しかし、実際の商談の時に「頭金を設定したい」と言えば対応して下さるところは多いようです。

最近のコロナ禍で、家庭の経済状態も不安定な状況を考えると、
ボーナス払いはあまりおすすめしませんが、もしご用意できるなら頭金の設定を考えてみませんか?

もちろん無理をして多額の頭金を用意しましょうと言っているわけではありませんが、
多少でも用意することで審査に通りやすくなる場合もあるようです。

以前お問い合わせをしたある会社では、
審査に落ちた方に多少の頭金の負担をお願いすることで再審査に通過することもあるとおっしゃっていました。

もし、審査を通過できるが不安なら、頭金の負担を検討してはいかがでしょうか。

コスモマイカーリースで、人気車種トヨタのヴォクシーを例に見積もりをしてみました。

頭金を支払ったり契約条件を少し変えるだけで、
総支払い額が違ってきますので、参考までにご覧くださいね。

※グレード:ZS煌(きらめき)Ⅲ、7人乗り、2000cc、2WD、車輌本体価格:2,940,300円

<頭金設定の有無での総支払い額の違い>

頭金負担額月々支払い額総支払い額
頭金なし61,160円3,669,600円
10万円59,290円3,557,400円
20万円57,420円3,445,200円
30万円55,440円3,326,400円
40万円53,570円3,214,200円
50万円51,700円3,102,000円

※検索条件:60回払い、オプション(カーナビ・ETC・バックカメラ)、ゴールドパック(フルメンテ)、月間走行距離~1,000km


カーアクセサリーなどのオプションサービスはとても便利で魅力的ですが、
契約期間中はずっと毎月のリース料に含まれて支払いが続きます。

メンテナンスサービスも手厚い内容がありがたい分、月額料金にも大きく反映しますよね。

私の知人でカーリースを利用している方は、
当たり前のようにオプションの冬用のタイヤを契約しました。

確かに、子育て中は塾の送迎などで雪の時も運転をしていましたが、
お子さんも独立した今は、あえて雪道を運転しなくなったそうです。

しかも、めったに雪が降らない地域ということもあり、
梱包されたままの冬用タイヤが物置に置いてあるそうです。

「今更だけれど、もったいないわよね」と後悔していました。

本当に必要なサービスなのか?を、
家族構成やライフスタイルと照らして合わせて契約することが必要ですね。

<メンテナンスパックによる総支払い額の違い>

メンテナンスパック月々支払い額総支払い額
ゴールドパック(フルメンテ)61,160円3,669,600円
シルバーパック(ライトメンテ)57,860円3,471,600円
ホワイトパック(メンテなし)54,670円3,280,200円

※検索条件:60回払い、頭金なし、オプション(カーナビ・ETC・バックカメラ)、月間走行距離~1,000km


その他に、支払い回数や適正な走行距離の設定、
同じ車種でもグレードを変更することで支払い総額が大幅に変わることもあります。

<月間走行距離による総支払い額の違い>

月間走行距離月々支払い額総支払い額
~500km(年間6,000km相当)59,620円3,577,200円
~1,000km(年間12,000km相当)61,160円3,669,600円
~1,500km(年間18,000km相当)63,250円3,795,000円

※検索条件:60回払い、頭金なし、オプション(カーナビ・ETC・バックカメラ)、ゴールドパック(フルメンテ)

<契約回数による総支払い額の違い>

支払い回数月々支払い額総支払い額
36回払い79,420円2,859,120円
60回払い61,160円3,669,600円
84回払い55,550円4,666,200円

※検索条件:頭金なし、オプション(カーナビ・ETC・バックカメラ)、ゴールドパック(フルメンテ)、月間走行距離~1,000km

<グレードによる総支払い額の違い>

グレード月々支払い額総支払い額
ZS、7人乗り、2000cc、2WD
(車両本体価格:2,844,600円)
60,060円3,603,600円
ZS煌(きらめき)Ⅲ、7人乗り、2000cc、2WD
(車両本体価格:2,940,300円)
61,160円3,669,600円
ZS煌(きらめき)、7人乗り、2000cc、4WD
(車両本体価格:3,138,300円)
63,580円3,814,800円

※検索条件:60回払い、オプション(カーナビ・ETC・バックカメラ)、ゴールドパック(フルメンテ)、月間走行距離~1,000km


もし、あなたの家族構成やライフスタイルに問題がなければ、
税金が安い軽自動車での契約を検討するのはいかがでしょう?

税金などの諸費用も普通車と比較するとお安いので、
支払い総額を抑えることも可能ですよ。

また、新車にこだわりがなければ、
思い切って中古車から愛車を選ぶこともできますね。

信用できるカーリースサービスの扱う中古車なら、
高年式・低走行のコンディションのよい中古車が見つかりますよ。

カーナビなどが標準装備されている中古車を選べば、
オプションの料金の上乗せ分をの負担がない分、総支払い額を抑えることも可能です。

まとめ

カーリースの審査は甘いとよく言われていますが、
実際に調べてみると「カーローンと比較すると」という但し書きが隠れていることがわかりました。

会社により審査基準に差はあるものの、
個人情報や信用情報を元に、数年間にわたる契約期間中、
滞りなく支払いができる安定した収入があることが望ましく、
また、収入と支出のバランスを取れる人であれば審査を恐れることはないと実感しました。

カーリースの審査は、契約期間中の総支払い額を対象に判断されるというカーリース独自の考え方が元にしているため、通常のローン契約とは違う発想が必要のようです。

しかし、もしも審査に不安があっても、
ちょっとしたコツで審査を通過する可能性も高くなります

また、審査基準は会社ごとなので、
自分にあったカーリース会社を見つけて契約することも出来るでしょう。

自分の支払い能力とカーリースの審査基準をよく考えて、
あなたにピッタリのカーリースサービスを選んでくださいね。