少し早起きして、仕事に行く前の時間を有効活用する「朝活」。
早寝早起きの習慣も身に付きますし、仕事が忙しいと中々とれない「自分の時間」を確保できるとあって、
生活に朝活を取り入れる方が増えてきています。
- 読書や勉強をする
- カフェでゆっくりする
など、朝活で何をするかは人それぞれですが、
何をするか検討中!という方は、心も身体もリフレッシュでき、健康面でもメリット満載の「運動」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
本記事では、朝活におすすめのスポーツや、朝の運動で得られる効果、気を付けなければならない注意点などをご紹介していきます!
目次
朝活におすすめのスポーツ4選
「朝活で運動をやってみたいけど、何をやれば良いの?」
と思われた方もいらっしゃいますよね。
そこでまず、朝活におすすめのスポーツを4つ、ご紹介します!
リラックス効果有りの「ヨガ」
大きなリラックス効果が期待できる、ヨガやストレッチ。
実は、朝の起床後すぐに行うと
- 眠っている間に活発になる「副交感神経」から、起きている間に活発になる「交感神経」への切り替えがスムーズになり、寝起きがすっきりする!
- 寝ている間に冷えた身体を温めることができ、基礎代謝がアップする!
など、とっても効果的なんです!
また、お腹をひねったりすることが多いヨガやストレッチは、空腹時に行うと良いとされています。
そういった意味でも、
お腹に物が入っていない朝の起床後は、ヨガやストレッチを行うのにぴったり!
ヨガマットを敷いて行うのももちろん良いですが、起きてすぐに布団の上で行っても問題ありません。
気軽に取り組むことができ、目覚めも良くなるのでおすすめですよ!
景色も楽しめる「ジョギング&ウォーキング」
朝日を浴び、風を感じながらジョギングやウォーキングをすると、とっても気持ちいいんです!
実際やった人にしか分からない爽快感を味わうことができます!
また、走り(歩き)ながら周りの景色を楽しむことができるのも、ランニングやウォーキングの魅力。
毎日少しずつコースを変えながら走れば、
- ここにこんな公園があったんだ!
- 新しくカフェができてる!今度来たいなー!
など、新たな発見ができるかもしれませんよ!
本格派のあなたは「トレーニングジム」
24時間営業のトレーニングジムが増えてきている今日。
朝のジムは、日中と比べて空いていることが多く、各種マシーンなどが使い放題です!
色々なマシーンを活用して本格的に筋トレしたい!という方は、朝ジムに通うとストレスフリーですよ!
職場近くのジムを選んで、「早起き→電車移動→ジム→出勤」というスケジュールで動けば、
電車の通勤ラッシュを避けることもできちゃいます!
なお、朝活に特におすすめのジムは、以下の2つです。
エニタイムフィットネスは、
47都道府県に800以上、海外にまで目を向けると4500以上の店舗を構えています。
なんと、会員になれば、全ての店舗を24時間利用可能!!
月額6500円〜9500円程度の利用料(利用料は立地等の関係で店舗により異なる)で、いつでもどこでもトレーニングができる、素晴らしいジムなのです!
平日は職場の近くの店舗で、土日は家の近くの店舗で…と使い分けられますし、
転勤などがあった場合でも安心して続けられますね!
通称「スマ100」の魅力はなんといっても豊富なプランと安さ!
朝5時〜10時のみ施設を利用できる「モーニング100コース」を選ぶと、何と月額3000円(税別)でジムに通えちゃうんです!
- 朝活でしかジムを使わない
- 費用はなるべく抑えたい
という方にはうってつけのジムであると言えますよ!
変わり種の「その他スポーツ」
朝活におすすめのスポーツは他にもあります!
いくつかご紹介していきますね!
ボールを打つ爽快感が味わえるテニス。
楽しみながら身体を動かせるのが大きな魅力でもありますね。
中には、早朝から貸し出しを行ってくれているテニスコートもありますので、
朝活パートナーがいる方は、一緒に足を運んでみてはいかがでしょうか。
暗闇の中で音楽に合わせ、トランポリンの上で飛んだり走ったりするスポーツジム・ジャンプワン(jump one)。
まるでクラブのような非日常的な空間で運動を楽しめるとあって話題になり、
全国に10カ所以上の店舗をもつなど、拡大しています。
店舗にもよりますが、6:30や7:00など、早朝から営業しているところが多く、朝活にも利用できるのがジャンプワンの魅力。
更に、1回45分のレッスンで、400〜800kcalも消費できるそうで、
ダイエット効果も抜群です!
ジャンプワン同様、まるでクラブのようなスタジオを持つビーモンスター(b-monster)。
ビーモンスターでは、そんなスタジオで音楽に合わせてボクササイズを楽しむことができるのですが、
こちらも早朝レッスンを受けることが可能です。
こちらはなんと、1回45分のレッスンで800〜1000kcalの消費が見込めるとか!
ダイエット効果もさることながら、
サンドバッグを一心不乱に打ち込むことで、ストレス解消効果も期待できちゃいます!
朝に運動する際の注意点は?
朝におすすめのスポーツは多種多様!
但し、どのスポーツをするにしても、
気を付けて欲しい注意点が3つありますのでご紹介します。
起床後すぐは無理をしない
睡眠中は、身体の活動レベルが下がっているもの。
ヨガやストレッチなど、すっきり起きるために効果的な軽い運動は別として、
身体がしっかり起きていないうちにハードな運動をしてしまうと、身体に大きな負担がかかってしまいます。
朝活でしっかり運動をしたいという方は、
起床後30分くらい空けて、身体が「運動モード」になってから取り組むようにして下さい。
準備運動を念入りに行う
朝は1日の中で最も体温が低い時間帯です。
筋肉や靭帯も冷え切っており、このままの状態で運動をすると、捻挫や肉離れなど怪我の原因になりかねません。
運動をする前は、準備運動をしっかり行いましょう。
準備運動によって身体が温まるので、怪我のリスクを回避することができますよ!
食前or食後、自分に合う方を選ぶ
「運動するには朝食前と朝食後、どっちが適しているんだろう?」
これは、朝活で運動しよう!と考えている方のほどんどが直面する悩みです。
結論から言うと、食前でも食後でもOK!
それぞれに良い点・注意すべき点がありますので、
それらをしっかり理解したうえで、自分に合う方を選ぶようにして下さい。
一般的に、前日の夕飯後は何も食べないという方が多いと思いますので、
朝の身体は低血糖…つまり、身体を動かすエネルギー源となる糖質が少ない状態です。
そこで運動をすると、代わりにエネルギー源となってくれるのが身体の脂質。
つまり、朝食前の運動=ダイエット効果が高い!と言えるのです。
但し、極度の空腹状態で身体を動かすことは、あまりよくありませんので、
空腹がひどい場合には、バナナやおにぎりなどで簡単にエネルギーチャージをしてから運動をするようにしましょう。
食前と違い、エネルギーで身体が満たされている状態の食後は、
元気いっぱい身体を動かすことが可能!
よって、ハードな運動や筋トレを行いたい方におすすめです!
エネルギー源となる糖質を含んだ食事(代表的なものだと、パンやご飯などの炭水化物)をしっかり摂ると良いでしょう。
但し、食後すぐの運動は、食べ物が消化不良を起こして腹痛の原因になりかねません。
食後1~2時間ほど経ってから運動するようにして下さい。
朝の運動で得られる効果は?
注意点がある一方で、メリットもたっぷりあるのが朝の運動。
朝の運動によって得られる特に大きい効果を3つご紹介します!
運動を習慣化しやすい
「仕事後に毎日運動しよう!」と思っても、
残業で遅くなったり、急な飲み会が入ったりすることもあり、中々難しいですよね。
この点、朝の時間というのは、起きることさえできれば必ず確保できる時間。
その時間を運動に充てるようにすれば、運動を習慣化することも容易になります!
但し、仕事が忙しい等の理由で疲れが取れなかったり、睡眠時間が十分に確保できなかったりしているにも関わらず、
無理に早起きして運動をするのは逆効果。
そういったときは、身体を休めることを最優先にし、
元気になってから朝活を再開するようにしましょうね!
ダイエット効果を期待できる
朝食前と朝食後、どちらに運動してもOKというのは先に述べたとおりなのですが、
朝活の場合、どちらかというと食前に運動されている方が多いように感じます。
というのも、朝の限られた時間の中で、
食事から運動までの時間を1~2時間空けるというのは困難…という方が多いからです。
前述のとおり、食事前の運動には、高いダイエット効果が期待できます。
折角運動するならば痩せたい!という方に、朝の運動は最適と言えますよ!
仕事の効率がアップする
朝はギリギリまで寝て、朝食も摂らず、急いで身支度をして出社する…。
そんな生活をしていると、出社した後も何となく頭がぼんやりしていたり、エンジンがかからない…なんてこともあると思います。
一方、朝早く起きて身体を動かし、朝食をしっかり摂ってから出社すれば、
始業時間には既にエンジンがフル稼働!
朝から効率的に仕事をこなすことができるようになりますよ!
こんな風に朝活してます!タイムスケジュール一例
様々な良い効果を期待できる朝の運動。
「私もやってみたい!」という方向けに、
実際に朝活で運動をしているお2人の、具体的なタイムスケジュールをご紹介します!
朝活する際の参考にしてみて下さいね!
- 5:00~ 起床
- 5:30~ 朝食を食べて準備
- 6:00~ 家を出て職場に向かう(電車移動)
- 7:10~ 会社の近くにあるジムに到着。筋トレ開始
- 8:10~ 筋トレ終了後、プロテインドリンクを飲む。また、ジムでシャワーを浴びるなどし、身支度を整える
- 8:40~ 職場に到着
- 9:00~ 始業
職場近くのジムまで、移動時間が1時間ほどかかることもあり、運動中にお腹が痛くなったりすることはありません。
朝早いと電車も座れるので、そういった意味でも今の生活スタイルが気に入っています。
また、筋トレ終了後30分以内にプロテインを飲むと良いと聞いたので、運動後はプロテインドリンクで喉を潤しています。
- 5:00~ 起床し、布団の上でヨガとストレッチ
- 5:45~ 仕事の準備
- 6:45~ 朝食を食べ、コーヒーを飲みながらゆっくり読書
- 7:45~ 家を出て職場に向かう(電車移動)
- 8:20~ 職場に到着
- 8:45~ 始業
朝にヨガをすると、身体が伸びて、とっても気持ちよく目覚められますよ!
ヨガ後は代謝が良くなり、すぐに食事を摂ってしまうと吸収されやすいということで、先に身支度を終えてから食事を摂るようにしています。
食後にゆっくりコーヒーを飲みながら本を読むのも、朝の楽しみの1つです。
まとめ
世界的に見ると、日本人は「座っている時間が長い人種」なのだそうです。
それは即ち、運動不足に陥りやすいということでもあり、運動不足は、健康面で様々な悪影響を及ぼしかねません。
本記事でご紹介した
- 朝活におすすめのスポーツ
- 朝の運動の効果や注意点
- 実際に朝活で運動をしている方のタイムスケジュール
を参考に、朝活に運動を取り入れ、運動を習慣化させてみませんか?
朝に身体を動かすと、とっても気持ちよく1日のスタートをきることができますよ!